暁降ちのころ

暁降ち(あかつきくたち)と読みます。40歳から始めた日常の整理、備忘録などを思うままに好き勝手書いています。

若造マネージャーから見た社内の雰囲気

我が社史上、最速かつ最年少でマネージャーになり、2週間が経った。仕事の方は思っていたより順調に推移している。というよりかは、普段からひとつ上の役職の仕事することを心がけてきたから、正直に言ってしまうと仕事内容は以前と同じ。むしろ、やってた仕事に権限が伴ってきて反対にやりやすかったりするから、20代、30代に仕事の貯金を作るというのは、こういうことなのかと実感している。

さて、2週間も経てばだいたいの社内の雰囲気は掴めてくる。今のところは次の2種類に分類できる。

①嫉妬の塊

これは主に俺より年上の社員たち。その気持ちは分からなくもない。後から入社してきた若造が、ごぼう抜きして上司になるんだから。なかには20年弱くらいの社歴を追い越した人もいるんだけど、俺も反対の立場だったら複雑な心境だと思う。

ただ自信もって言えるのは、俺はこの10年間、誰よりもたくさん仕事してきたし、誰よりも自己を犠牲にして会社に貢献してきた。だから結果だけ見てグダグダ言うなよって思うし、悔しかったらやってみろよというどちらかといえばポジティブな気持ちだから、実害が出ない限りは放置してる。俺自身も年長者に対する礼は欠いてないし、仮にもし向こうが失礼な態度をとってくるなら、職に基づき対処するだけかな。

②これまでにない期待感

これは俺と同年代か、もしくは部下や後輩社員たち。社内の給与制度が昨年度から刷新され、それまでの年齢序列が色濃かった制度から、ある程度は成果主義というものにシフトされた。良く言えば、俺はその第1号となった訳だ。年功と言う部分はまだ残るけど、それでも、結果を出せば上に上がれるという若手に対する強烈なメッセージになったんだと思ってる。ただし、これは諸刃の剣とも言え、今度は俺が彼らを評価しなければ、結局はその期待の分だけ落胆を与えてしまうとも言える…。

 

余談だけど、上司の顔色を窺われながら仕事されるのは嫌だから、メッセージとして仕事面でもパーソナリティでも俺の「好き嫌い」ははっきり出すようにしている。「好き」なのは綺麗なものや清潔なもの。「嫌い」なものはその反対。汚いものや不潔なもの。仕事の仕方、作成する書類、見た格好や考え方でも同じく。ただ、これをその言葉だけ捉えてしまうのもまた違っていて、スマートに仕事するためには、実は地道な準備をしなきゃならなくて、それには自分から気づいて欲しいだけど。

さて、来週くらいから期初での1on1を初めていこうかと思っている。直属の部下には上のことを直接伝えようかと思ってるけど、その後にどう変化するかが少し楽しみ。良い意味で化学変化しますように。。。