4月初めくらいに、部下の育成も兼ねて、昨年まで俺がしてた仕事を振ってみた。部署間の調整、内容の把握、文章作成、資料の確認という、仕事の基礎になる要素が結構つまってるから。もちろん丸投げではなく、まず最初のキックオフは俺から。各部署の上長に根回しの連絡をして、そこから任せた。マネージャーとして進捗管理はしておきたかったので、定期的に状況は報告するようにと添えて。
一週間後くらいだったかな。いっこうに報告がないのでこちらから確認してみると、順調なのか順調じゃないのか、いまいち状況が掴めない回答だった。途中で手を出すのは良くないと思いつつ念のため内容をサラッと確認すると、かなり軌道修正が必要だったため、それはハッキリと伝達。それでネジは巻けたと思ったのが間違い。
期日がこの3連休明けの来週火曜日に迫った今週水曜日の夕方、ようやく内容を確認して欲しいと持って来た。その場は俺も別の仕事をしていたので、いったん預かって19時頃から見てみると、
うーん……これじゃあ厳しい
早速、社内チャットで「●●という資料に基づき確認して欲しいことがあって、それを説明したいので明日時間をとってください」と連絡した。すると帰ってきた答えが「すいません。まず自分で●●を確認して修正してみますので、それが終われば再度報告させてもらいます」
もしここで『お、やる気あるな』とか『責任感あるな』と思うんだったら、マネージャーとしては良くないと思う。だけど、今回は初めてだしあえて本人の言うとおりさせてみた。
そして木曜日の夕方。再度報告に来たので確認してみると
やっぱりダメじゃん。
そこから大幅な軌道修正を指示し、結局また3時間以上もの作業。俺も見捨てて帰れないから、違う仕事しながら待ってる状態。
今回のポイントは次のこと。
- 軌道修正は早い方が絶対良いに決まってる。なぜ俺が「時間をとってください」と言ったのか気づかないと。
- ひとりで100点を取ろうと仕事するより、60点で次の者に回していくチームの方が仕事って早いのよ実は。
- 完璧主義な考えは捨てて、完了主義でいこうよ。
まだあと何回かは大目に見るつもりだけど、他に振ってる仕事も同じ感じの雰囲気なんで、次回の1on1とかではちょっと厳しめに指導しないといけないかもしれない。あんまりそういうこと言うの気が進まないんだよなー。