2020年の台湾映画「1秒先の彼女」をリメイクした映画だそう。原作の舞台を京都に移して男女のキャラクター設定を逆転し、周囲よりワンテンポ早い男性とワンテンポ遅い女性の“消えた1日”をめぐる物語が描かれている。公開は2023年7月。監督は山下敦弘さん。脚本は宮藤官九郎さん。出演は岡田将生さん、清原果耶さん他。作品の長さは1時間59分。もちろん今回もアマプラで鑑賞。
以下、あらすじ。(参照 Filmarks)
郵便局の窓口で働くハジメは、何をするにもとにかくワンテンポ早い。いつも相手から告白されるのに、「イケメンなのになんか残念」と言われては必ずフラれてしまうのだ。ある日街中で路上ミュージシャン・桜子のまっすぐな歌声に惹かれ、たちまち恋に落ちるハジメ。必死のアプローチで花火大会デートの約束を取り付けるも、目覚めるとなぜか翌日に。“花火大会デート”が消えてしまった…!?消えた1日”の手がかりとなるのは、毎日郵便局にやってくるワンテンポ遅いレイカのようで…。
約2時間程度の時間だったけど、鑑賞はあっという間だった。さすが宮藤官九郎さんという感じで、見ていても展開が全然飽きるなんてことない。岡田将生さんの京都弁は終始気になってしまったけど、まぁそれは仕方ない。清原果那さんを見たことがなかったということもあり、途中までヒロインが桜子を演じる福室莉音さんだと思っていたあたり、まんまと作り手に乗せられてしまった俺。それに気づいたときには苦笑いしてしまった。
1秒という時間が何か鍵になってくるのかな?と思いながら見ていたけど、これにはあまり意味はなかった。けど時間が止まる仕組みは良く考えられてて、素直になるほどねと思った。そしてその展開からがこの作品の一番の見どころかな。
鑑了し、今となれば原作の「1秒先の彼女」も気になるところ。いつか時間があれば見てみたい。
ありがとうございました。