暁降ちのころ

暁降ち(あかつきくたち)と読みます。40歳から始めた日常の整理、備忘録などを思うままに好き勝手書いています。

内部昇進の挫折と転職意識の芽生え

俺は新卒で就職してから、今の会社一本です。人材の流動性が高まるなか、プロパーの社員として続けているのは珍しいのかもしれません。上司が次から次に変わるなか、それでも「会社のために」「後輩のために」「部下のために」と様々な難しい場面でも泥は被ってきたと自負していました。おかげさまでそれがようやく報われ、10年以上ぶりにようやく内部の人材として、次年度にマネージャーに登用されるという話を聞いていました。

…昨日まで。

上部組織の、おそらく“あのあたりだろうな”という人間から横やりが入り、どうやら白紙撤回されてしまった様子です。『経験値が足りない』とか『将来のことを考えたらタイミングではない』とか『一度、転勤させてから箔をつけた方が良い』とか。。。今、もう1月の末なので、何ならもう人員配置も体制も、仕事もスケジュールを組んでるなかでの話。何より俺自身の気持ちも、すでに次年度を見据えて動き出していたため、今更そんなことになると、何やら糸がぷっつりと切れてしまったようなモチベーションです。
なにより、何歩か譲って一つ目や二つ目の理由は承服したとしても、三つ目の理由は意味が分かりません。そのようなルールがあるのであれば仕方ないですが、元々何もないなかで「今さらそんな理由出してくるなよ」という後付け感が満載で、ただただこの決定には不信感を抱いてしまいます。転勤で単身赴任となれば自分自身だけではなく家族にも影響が出る訳で、そんなに簡単に即答できる訳がないじゃないですか。黙って奉公しないと出世させないというやり口は、言い方を乱暴にするとヤ〇ザじゃないのかとさえ思ってしまいますよね。
事の発端は、転勤先からのオファーがあったことが発端だそうで、それを受けるか受けないかの返事については少し時間をもらって考えさせてくださいとしたのですが、わざわざ家計が赤字になることが分かってて進んで受ける人間が、今の世の中でどこにいるのだろう?
ついに我慢の限界なのかも。真剣に転職を意識しだした日として、令和6年1月30日(火)を記録に残しておきます。