暁降ちのころ

暁降ち(あかつきくたち)と読みます。40歳から始めた日常の整理、備忘録などを思うままに好き勝手書いています。

ウチの会社の不思議な人たち

今日は最近仕事してて感じることを思うがままに書きます。特に有益な話もなく、個人的な思い。俺自身の仕事観みたいなもの。

いわゆるブラック企業よろしく、本人の意に沿わない強制力を伴ったサービス残業で成り立ってるような会社は早く淘汰されてしまえと思っています。けど世の中には不思議なもので、崇高な奉仕の精神なのか、間違った愛社精神なのか、仕事の評価軸が歪んでしまってるのか、自ら進んでサービス残業してしまう社員が一定数いてるのも事実。俺も雑に分類してしまえば過去の働き方はそっちに入ってるかもしれません。

もちろん残って片付けなきゃならん仕事があるなら、それはきちんと見てやるべきだし、通常は定時内で終わる仕事量だけど、仕事が遅くて終わらなかったのなら、それを振っちゃった上司が責任を負うべきだとは思います。ただし問題は、夜遅くまで残って何してるか分からない人たち。

こんなことを書いてるということは、その不思議な人がウチの会社にもいるのですが、『今日は仕事しなくていいです』っていう日も『お願いだから今日は定時帰って』って日も、何故かこっそり残ってて、翌日に警備へ問い合わせたら「施設の消灯時間ギリギリまでいましたよ」と、朝からこちらが頭を抱えてしまう。。。ひどいケースだと、部署の飲み会のあとに戻ってきて仕事してしまったりで、おまえは島耕作かよ!って。

たぶん、会社として「残業が多い人は評価しません」っていうメッセージが足りないと思うんですね。結局ダラダラ仕事して、そこそこの残業手当もらって、昇給や昇進のスピードが同じだったら、業務効率や費用対効果なんて考える余地がないのは当たり前。仕事を早く片付けちゃって、人件費の抑制に寄与した人が評価されないとなると、こうなってしまいますよね。

 

40歳の俺より上の年代の社員にはもう何も言ってません。たぶん若輩から何か言われても聴く耳持たないでしょうし、長年の慣習化した働き方を今更変えろって言われても無理だと思っています。それなら聴く耳持たなくても良いポジション、働き方を変えなくても組織として支障がないポジションに行ってもらうしかありません。ただ、部下や後輩社員には「やってほしい残業と、やってほしくない残業は嗅ぎ分けてね」と伝えています。やってほしい残業は言わずもがなだけど、やってほしくない残業は、例えば全社的に取りくんでる『ノー残業ディ推奨日』だったり、「今日は閑散日だなー」って日。要は、普段はそこまでうるさく言わなかったとしても、自分の仕事や時間を管理することがいつもより求められてる日。そういうここぞというときでも、それが全然できないなら評価は下がっちゃいますよねって話。

さてさて、ウチの会社の不思議な人たちの昨日(1/4)の状況。年始の仕事始めの日なので、全然忙しくないはずなんだけど………あぁー、なるほどですね。とても残念です。もう平成も終わって令和が6年にもなるので、昭和の働き方してちゃダメだと思うんですけど。