2003年の映画。映画館では見たことがないけど、大学生のときに友人から紹介してもらって以来、毎年この時期になると見たくなる。俺ののなかでは好きな映画トップ10に入る作品。紹介というほど大した記事は書けないし、その辺はきっと他の人がしてくれてると思うので、あくまでも俺は感想。自分向けのメモ。そんな感じです。
この映画はリチャード・カーティスによるクリスマスがテーマの映画。「愛はどこにでもある」という、今あらためて見ると豪華すぎる19人のキャストによるオムニバス映画。クリスマス直前のロンドンで起こる様々な恋愛模様が素敵な音楽とともに描かれている。
登場人物は次のとおり。 ※Wikipedia参照
- ディヴィット(ヒュー・グラント)とナタリー(マルティン・マカッチョン)
- ビリー・マック(ビル・ナイ)とジョー(グレゴール・フィッシャー)
- ジュリエット(キーラ・ナイトレイ)とピーター(キウェテル・イジョフォー)とマーク(アンドリュー・リンカーン)
- ジェイミー(コリン・ファース)とオーレリア(ルシア・モニス)
- ハリー・カレン夫妻(アラン・リックマン、エマ・トンプソン)とミア(ハイケ・マカチュ)
- ダニエル(リーアム・ニーソン)とサム(トーマス・サングスター)とジョアンナ(オリヴィア・オルソン)
- サラ(ローラ・リニー)とカール(ロドリゴ・サントロ)とマイケル(マイケル・フィッツジェラルド)
- コリン(クリス・マーシャル)とトニー(アブダル・サリス)
- ジョン(マーティン・フリーマン)とジュディ(ジョアンナ・ペイジ)
- ルーファス(ローワン・アトキンソン)は入れていいものか…。
物語はクリスマスの5週間前から始まる。オムニバスなので、それぞれの登場人物たちが描く9つの物語が同時に進行していくんだけど、クリスマスまで残り4週間、3週間、2週間、1週間、そしてイヴとなり、実はそれぞれの物語がお互いに繋がっていたことが分かるストーリーになっている。(ネタバレ気にしないのなら、相関図はググってください)
俺が一番好きなのは、サムとジョアンナのストーリーです。サムは母親を亡くしたばかりの少年で、ジョアンナは学校の歌手。サムはジョアンナに恋をして、彼女がアメリカに帰る前に告白しようとする。空港での追いかけっこや、ジョアンナの歌う「All I Want for Christmas Is You」が、何回見てもすごく素敵。
あとはヒュー・グラントが演じるイギリス首相デイヴィッドが、アメリカ合衆国大統領との記者会見で、アメリカに対し毅然とした態度を見せるシーン。2003年頃ってちょうどイラク情勢で政治的にアメリカに対して色々あったように記憶してるので、なかなか映画の中のシーンとはいえスカッとした。
さてさて、今年ももちろん鑑賞しましたけど、全然色褪せないよね。名作はいつ見ても名作だ。そして、オールドタイプな日本人の俺にはとても言えないけど「愛ほど素敵なものはない」と何の恥ずかし気もなく口に出せちゃう文化って良いですね。
仕事のこと、自分の体調のこと、自転車の転倒による大怪我のこと。そして将来の身の振り方。今年は特に色々あった気がするけど、まぁそれもひっくるめて今日はメリークリスマス!
ありがとうございました。