暁降ちのころ

暁降ち(あかつきくたち)と読みます。40歳から始めた日常の整理、備忘録などを思うままに好き勝手書いています。

仕事のストレスは結局のところ人間関係に尽きる

単刀直入に言うと、先週はメンタルが崩壊しかけていた週だった。メンタルヘルスを0から100で表すと、10前後。活力がないとはまさにこのこと。そんな状態。仕事の忙しさは相変わらず。だけどそれは慣れたもので、膨大な量を計画的に片づけていくという行為は、どちらかといえば俺自身のモチベーションに繋がる。仕事をやりまくって心を整えるという珍しいタイプ。

では何にそれだけ気を病んでいたかといえば、ずばり人間関係。直接的にぶつかった訳ではないが、所属長と決定的な意見の相違があったのだ。そして、そのことで俺の次年度での異動を匂わされている。まだ5月、今年度始まった2か月も経っていないにも関わらず。そして4月に昇任して前任者から引き継いだタスクをまだ回収しきれていない状況で、暗に引継ぎ準備を指示されている。

直近での要因は2つ。

まず現場が作った広報素材に対して、総務部門として社のルール、規則を明示したうえで修正指示を出したところ、それを聞いた所属長から『現場のモチベーションを低下させるようなことはするな』との意見が出た。『もっとやりやすいようにさせてやれ』と。我が社は少し特殊で、事業所の長はプロパーを据えるのではなく、外部から招聘するという人事。もちろんこの所属長もその類の人で、おそらくそのあたりの感覚から「堅いこと言わずに柔軟にしろ」という意図なんだろう。俺もある意味では理解する。だけどじゃあルールは蔑ろにしていいのか?というモヤモヤは残る。

そしてもうひとつの要因。所属長と懇意にしている嘱託社員が突然「来週●●のために東京に行くが出張旅費の請求手続きはどうすればいいか?」と聞いてきた。従前から『幹部社員には認めるが、それ以外の社員には許可できない』と言っていた用務。もちろん社の決まりを伝えるとともに、予算も申請していなければ事前に社内決裁もしていないことを伝えた。すると案の定、その嘱託社員が所属長に直談判。その後は想像どおり。『いつまでも昔と同じことをするな』とか『嘱託社員のモチベーションを考えてやれ』とか、要は俺の判断が間違っているという批難。じゃあ彼だけ特別扱いすれば良かったんですかね?それこそ、そんなことしてたら彼以外の周囲の社員のモチベーションに関わるし、今後ずっと遺恨が残りますけど?それでもと言うなら、俺もこれから勝手に「●●行くから会社で経費持ってくれ」と言いますよという心情。

そもそもこの所属長、今年4年目なんだけど、昨年度末の全体会議で『3年間は口を出さずに静観していました。次年度からは言いたいことを言っていきます』という感じで、ある意味の過激化宣言をしていた。それがこんな感じになろうとは思わなかった。本人は気づかないんだろうけど、結局そうなると、こっちはこの人の顔色ばかり伺って仕事しなきゃならなくなる。巡り巡ってモチベーションは低下してしまう。少なくとも総務部門、俺のモチベーションは今ダダ下がり。

先週末はできるだけメンタルデトックスに努めた。良い天気だったので思いっきりセロトニンを浴び、読書や映画の世界に浸ったり、部下の誕生日にプレゼントを贈ったり、仕事からはそれなりに距離をとった。だから少しは快復したと思っているメンタル体力。だけど願わくば週初めの月曜日は晴れていてほしかった。

心境的に、今週も頑張ろうとは素直に言えない。だから、もし言うとすれば今週も乗り切ろう。そんな5月の最終週がスタート。