暁降ちのころ

暁降ち(あかつきくたち)と読みます。40歳から始めた日常の整理、備忘録などを思うままに好き勝手書いています。

鑑了 アイデア・オブ・ユー ~大人の愛が叶うまで~

ロビン・リーの同名の小説をもとに、マイケル・ショウォルターがジェニファー・ウェストフェルトと共同で脚本を書いた2024年の映画。そして2024年5月2日(木)からアマプラで公開が始まった作品。

俺にしては珍しくタイムリーな感じで、ゴールデンウィーク中に鑑賞した。「プラダを着た悪魔」しかり「マイ・インターン」しかり、アン・ハサウェイが出演する映画はだいたいどれもお気に入り。観る前から、なんとなくこの作品もそんな俺のなかの一軍作品に入るんじゃないかという雰囲気を感じた。

以下あらすじ。(参照 Filmarks

40歳のシングルマザーであるソレーヌ(演:アン・ハサウェイ)は、10代の娘の付き添いで米野外音楽フェス「コーチェラ・フェスティバル」へ行くことに。そこで、地球上でもっともホットなボーイズ・バンド「オーガスト・ムーン」でリードボーカルを務める24歳のヘイズ・キャンベル(演:ニコラス・ガリツィン)と運命の出会いをはたす。一気に燃え上がる2人であったが、順風満帆な日は長くは続かない。スーパースターとして常にスポットライトを浴びるヘインズとの交際は、ソレーヌにとっては予想以上に厳しいものであった。はたして2人の恋の行方は・・?

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出会いは偶然に訪れ、最初は意識していなかった二人が燃え上がり、一歩下がりながらもやっぱり引っ付く。そして外的要因が二人を別れさせようとするも、それを乗り越えていく。。。展開はラブストーリーにありがち。なんだけど、アン・ハサウェイが終始お洒落過ぎて、そんなこと全然気にならない。うちにもほぼ同じ年の娘(長女)がいてて、嫁さんもアン・ハサウェイ演じるソレーヌと同じ年。もちろん負けず劣らずなんだけど、ソレーヌが仕事も恋愛もファッションも、どれをとっても格好良すぎる。

年齢を重ねるにつれて「恋愛する」っていうことに対して色んなハードルが出てくるんだろうけど、その微妙な部分も上手く表現されていた。けど何歳になっても大切な人のために行動できる人は魅力的だし、幸せになることを他人に非難される筋合いなんてないよね。俺も嫁さんにも若いとか若くないとか関係なく、全然お洒落な格好して欲しいと思ってる。子供がいるとか、年齢がとか、そんなん関係なく、街を歩いてたら思わず振り返られるような雰囲気。そういう女性ってすごく格好いいと思う。もしそれができなくなってしまうんなら、それは夫の責任ともいえる。

最後、アン・ハサウェイが母親役を演じるということに、ずいぶんと俺も年を取ったのねとは感じるけど、この人にはいつまでもこんな役をしていて欲しい。観終わってそう思った。しかし青年はみな、人生で一度や二度はアン・ハサウェイにとりこになる時期があるらしいけど、俺はいまだにその時期の真っただ中らしい。

ありがとうございました。