暁降ちのころ

暁降ち(あかつきくたち)と読みます。40歳から始めた日常の整理、備忘録などを思うままに好き勝手書いています。

鑑了 ファイト・クラブ

アマプラを開くと『あなたが興味のありそうな映画』に表示されていた。確かに以前、検索したことはあったが、そのときは見放題じゃなかったような…と思いつつ、けどそういう細かいことは気にせず、観れるうちに観てしまおうと鑑賞。

監督は「セブン」や「ゲーム」でも有名なデヴィッド・フィンチャー。出演はエドワード・ノートンブラッド・ピット、ヘレナ・ボナム=カーター他。上映されたのが1999年だから俺が中学3年生のときかな。時間は139分の作品でした。

www.20thcenturystudios.jp

以下、あらすじ。(参照 Filmarks

保険会社に勤めるヤング・エグゼクティブのジャックは数カ月間、不眠症に悩まされていた。ある日、出張先から帰ってくると部屋が爆破されており、仕方なく飛行機で知り合ったタイラーの家に泊まることに。タイラーは自分を思い切り殴れと言い…。

youtu.be

まず、25年前の映画だとはまったく感じさせないくらいの映像、音楽、そしてストーリー。あとはやっぱりタイラー・ダーデンを演じるブラッド・ピットが格好いい。こりゃ中高生男子が観て影響されるはずだわ。俺も当時に観ていたとしたら、少なからず感化されてしまっていたような気がする。

タイトルのとおり、暴力シーン含め、痛みや血が苦手な人には目をそむけたくなる描写は多くある。なんせベアナックルでの喧嘩をして心の癒しを得ることが『ファイト・クラブ』の目的。それでも、この振り切った狂い具合があるからこそ、最後の伏線回収が盛り上がる。

個人的に好きだったのは、主人公とタイラーがコンビニ強盗に入って、店員のバイトの青年に銃をつきつけながら言うセリフ。

「質問に答えろ。目指した職業は?」
「獣医になりたかった」
「6週間後に獣医の勉強をしてなきゃ、ブッ殺す」

こんな風に俺も若いときに「おまえ何やってんだ?それはお前のやりたい仕事なのか?」って言われてたら、もっとチャレンジしていたのかな。ちなみにこのシーンの最後、タイラーが逃げていく青年に

「レイモンドはいい朝を迎えるぞ」

と言うんだが、実に深いなと感じさせてくれた。

ありがとうございました。

 

[rakuten:book:16756411:detail]

[rakuten:book:17385169:detail]