
「暖簾に腕押し」
それ以外にも「犬に論語」、「馬の耳に念仏」、「籠で水を汲む」等など。それぞれ使い方、使うシーンは少しずつ違うのだろうけど、手ごたえがないときに使う言葉だと思っている。
前置きはさておき、上司の立場から部下を見ていて一番困る反応がこの状態だ。理解しているのか、理解していないのかが分からない。困っているのか、困っていないのかが分からない。助けて欲しいのか、そうじゃないのかが分からない。たとえば…
『この業務、今月中に処理しておいてもらえない?』
『分かりました』
(月半ば頃)
『お願いしていた業務、進捗は大丈夫?』
『……大丈夫だと思います…』
(月末)
『処理をお願いしていた業務、どうなった?』
『…………(涙目)』
こういう場合、どうマネジメントしてやれば良かったのかと…。おそらくは途中で質問しにくかったんじゃないか、とかそういう話になるのだろうけど、だからといってこの結果も全部上司のせいになってしまうのは、少し納得できない。こちらとて聖人君子じゃないので、言葉にせずとも意思表示をしてくれないと、内心まで読み取るなんて不可能。性格だって十人十色。涼しい顔してバリバリと業務こなしちゃう者だっていてる訳だ。
だから、できるならもちろん問題ないけど、できないなら「できない」、分からないなら「分からない」って言ってくれる方が良くて、一番困るのは意思表示をしてくれないこと。そう言うと、前に「何を聞いたらいいのかも分からないんです」って言われたことがあるけど、別に俺から言わせると難しいことじゃなくて、何が分からないのか分からないときは、それを教えて欲しい。
そういえば、今度社内でストローク活動というものをする。
詳しくはリンク先を見て欲しいけど、上の状態は俺のストロークが足りないからなのかと、最近自問自答している。人を動かすのって、つくづく難しいと思う。