暁降のころ―映画と読書のジャーナル―

暁降(あかときくたち)と読みます。もっぱら映画と小説の感想がメインです。

鑑了 ザ・ファブル

週刊ヤングマガジンに連載されていた南勝久さんの漫画が原作となる映画。アマプラで見つけ、原作が相当に面白かったので、それを映像にしたときどう表現されているのかという期待半分、懐疑心半分くらいの雰囲気で鑑賞した。

監督は江口カンさん。出演は岡田准一さん、木村文乃さん、山本美月さん、福士蒼汰さん、柳楽優弥さん、向井理さんという豪華メンバー。2019年に上映された123分の作品でした。

the-fable-movie.jp

以下、あらすじ。(参照 Filmarks)

どんな相手も6秒以内に殺す――。“ファブル(寓話)”と呼ばれる謎の殺し屋(岡田准一)は、裏社会で誰もが「伝説」と恐れる存在だった。しかし、ちょっと仕事をし過ぎた彼に、ボス(佐藤浩市)はある指令を与える。「一年間、一般人として普通に暮らせ。休業中に誰かを殺したら、俺がお前を殺す」ファブルは、佐藤アキラという偽名を使い、相棒のヨウコ(木村文乃)と共に生まれて初めて一般人として街に溶け込む生活を始める。インコを飼ったり、バイトしたり…。殺しを封じ、《普通》を満喫し始めた矢先、ファブルの命を狙う裏社会の組織や、ファブルに助けを求める者たちが次々に現れ、事態は思わぬ方向へ急発進する!【絶対に殺してはいけない】指令のもと、絶体絶命のピンチを切り抜け平和に暮らせるのか―?!

youtu.be

まずキャスティング。これは絶妙だと感じた。ファブルこと佐藤アキラ役を岡田准一さんが務めていたのだが、この人以外に適任はいないだろう。これがもし芸能界のよく分からないしがらみか何かが関係して、細身の若手アイドルでもキャスティングしてようなもんなら、おそらくは大コケ。それくらいハマっていた。そしてヨウコ役の木村文乃さんも良い雰囲気。にわかではあるものの、原作ファンとして、ほとんど違和感なく観れた。あとは小島を演じる柳楽優弥さん。まさに怪演と言っても過言じゃないのではなかろうか。

次にストーリー。もっとコメディ寄りかと思っていたが、予想に反してアクションが凄い。スピード感もあり、そのシーンだけ見ればハリウッド映画にもまったく引けを取らない。ひとつ、観ていてふと思ったのが、パルクールのように敵のアジトの壁を登っていく場面。あのシーンは実写なんだろうか。もしそうだとしたら、格好良すぎる。

映画では小島の反乱までが描かれていたが、宇津帆との戦い、真黒組の内紛と原作ではまだまだ続編ができるストーリーが続く。第2章はすでに公開されているそうだけど、これは楽しみになってきた。久々に俺のなかでヒットした邦画シリーズ。

ありがとうございました。