暁降ちのころ

暁降ち(あかつきくたち)と読みます。40歳から始めた日常の整理、備忘録などを思うままに好き勝手書いています。

鎖骨骨折 入院日

入院日 令和5年10月30日(月)

[手術からマイナス1日目]

入院の日は、事前に病院の感染症外来へ8時半に来て欲しいと言われていた。コロナ禍以降の対応だそうで、病棟に入る前にまずコロナの検査をしないといけないらしい。

今でこそ感染者数は落ち着いているが、ピークのときはそりゃ大変だったんだろうと想像できる。

検査の方法は車に乗ったままで看護師さんが窓越しに鼻の奥グリグリ。なんだか右肩の激痛と鼻の奥の変な感覚でなんとも言えない感じだった。

 

それから10時くらいまで院内の指定場所で待ってると、無事、結果が陰性だったと病棟に案内された。本当は個室が良かったけど、我儘も言ってられないのでもちろん大部屋(4人部屋)。だけど運良く私が入ったその日は誰もおらず、実質は個室のようなもので、それだけは有難かった。

 

あと、ちょっと驚いたのが家族との面会は一切不可。何か持ってきてもらったり預けたりは、すべて詰所を経由しないといけないらしく、事前には聞いてたけど、いざ自分が病室に入ると一気に孤独感が襲ってきた。普段、子供たち、動物たちとワイワイ過ごす家の反動なのか、話し相手がいないってこうも寂しいものか。

 

それと入院初日で苦労したのがシャワー浴。明日がオペ日で、しばらくシャワーも入れないからと夕方頃にシャワールームに連れていってもらえたんだけど、もちろん服を脱ぐこと。シャワーを浴びること。身体を拭くこと。服を着ること。全部ひとりでしないといけない。変形してパンパンに腫れあがった右肩を一切動かさずにするのは至難だったし、やっぱり激痛だった。

 

それからは、翌日のオペのスケジュールや、夕食を最後に絶食に入ること。これから明日の朝10時までに経口補水液を1リットル飲んで、それ以降は絶飲となること。他、オペ場の看護師や麻酔科の先生、主治医との面談をして、前日はだいたい終了。午後に病室で何して過ごしてたのかはあんまり覚えてない。

 

あとは夕食後、妻が息子たちを連れてガラス越しの面会に来てくれたり、病室に持ち込んだ会社のパソコンで、就寝時間ギリギリまで仕事してました。職場の人からは「無理しないで」って言われたんだけど、何かして気を紛らわせてないと落ち着かなかったから。

 

さあ、明日は生まれて初めての全身麻酔での手術。緊張半分、早くこの痛みを治して欲しいの半分、けどもうあんまり経験はしたくない。そんな手術前日の一日でした。

 

次は手術当日に続きます。