暁降ちのころ

暁降ち(あかつきくたち)と読みます。40歳から始めた日常の整理、備忘録などを思うままに好き勝手書いています。

鑑了 ウルフ・オブ・ウォールストリート

「貯金ゼロから年収49億円 ヤバすぎる人生へ、ようこそ。」

これは日本公開版ポスターのキャッチコピーだそうですが、2013年の作品。ジョーダン・ベルフォートの回想録『ウォール街狂乱日記-狼」と呼ばれた私のヤバすぎる人生』(The Wolf of Wall Street)を原作としているマーティン・スコセッシ監督作品です。DVD化されてから、見よう見ようと思ってはいましたが、今更になってしまいました。今回ももちろんアマプラで鑑賞させていただきました。

主演はレオ様ことレオナルド・ディカプリオ。中学生のときに見たタイタニックロミオとジュリエットの印象が強く、どちらかといえば俺のなかではラブストーリーが似合う俳優さんでしたが、いやいやこれがベスト作品なんじゃないかなと思うくらいの内容でした。

以下、あらすじ。(参照 Filmarks

ウォール街には、金にまつわる豪快な逸話がいくらでも転がっているが、なかでも特別スケールのデカい話がある。1980年代から1990年代の10年間に渡り、26歳で証券会社を設立、年収〈4,900万ドル(約49億円)!〉を稼ぎ出し、栄光の果てに、36歳で楽園を追放された伝説の男、ジョーダン・ベルフォート。成功、放蕩、破滅-そのすべてにおいて彼は、いまだ誰も超えられないパワフルな伝説をうちたてた!そのダイナミックな成功とセンセーショナルな破滅を映画化!

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ドラッグの描写はアメリカらしいなーという印象でしたが、成りあがってお金持ちになる。会社を経営する。豪邸に住んだり高級車を乗り回す。綺麗な女性を口説きまくる。男子だったら一度はこんな人生を妄想するんじゃないでしょうか。こんな退廃的で、かつ豪快な生き方。そりゃ上映が禁止される国があるのも納得できます。とにかく最初から最後までFワードのオンパレードなので、もし見るならおひとりでこっそりイヤホン装着をお勧めします。

色んなレビューサイトを見てみると、賛否両論、というか否の方が多く聞く映画ですが、ビジネスの観点で見た場合の名シーンはいくつもあったように思います。特に投資銀行の起業のためにジョーダンが田舎でリクルートをする次のシーン。

ジョーダン:なんでも売れる?このペンを俺に売ってみろ。
ブラッド:このナプキンに名前をかけ。
ジョーダン:ペンは?
ブラッド:(ペンを渡して)需要と供給だ。
ジョーダン:必要性を作った。
ジョーダンとブラッド

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確かに世の中の仕組みってそうなんですよね。それ他にもストラットン・オークモント社の社員を前にした名演説と言われるシーンがあるんですが、個々も難解でストラットン・オークモント社の社員を前にした名演説と言われるシーンがあるんですが、個々も難解で

個人的にですが、こういう「仕事をするうえでの感覚」は敏感にしておかないといけないなという意識高揚につながる映画だった気がします。自分がそういう会社で働けるかというと、それはまた別の話ですが。

ありがとうございました。