先週の土曜日、美容院へ行ってきた。俺が髪の毛を切る頻度はそんなに高くない。前回は6月末くらいだったと思うから、約5か月ぶりということになる。誤解のないように言うと、伸ばしっぱなしという訳ではない。通っている美容院が常連客へのサービスでしてくれるので、定期的なメンテナンスとして耳周りや襟足は1か月に一度くらい整えに行く。なのでガッツリ切るのが約5か月ぶりという意味。
行くのが知り合いが一人で切り盛りしてる美容院だということもあるが、ヘアスタイルは雰囲気だけを伝えて基本的にはお任せ。今回の希望も「軽くしたい」と「長く持つパーマスタイルで」ということくらい。(おそらくそれが難しいのだろうが 笑)
そして約2時間後。会社員だけど大丈夫なの?というくらいのフワフワパーマスタイルに。ヒゲも整えてもらって、ばっちり完成。うん、整った。
ところで、会社でも学校でもそうだった気がするのだけど、お洒落することについてちょっとネガティブなことを言う人っていないでしょうか。会社でいえば「取引先の人に与える印象が…」とか、学校でいえば「校内の風紀が乱れる…」とか。周囲への必要以上な忖度?自己主張が悪とされる雰囲気?目立つことを良く思われない空気感?
思えば、俺はそういうのが大嫌いで、どちらかといえばそれを守りたい勢とぶつかることが多かった。生徒指導の教師の頭髪指導?知らん。就活用の髪型?知らん。会社の人事や上司のお小言?知らん。だったらそういう業界で働いたらいいじゃん?知らん。そんな風に。
考え方はそれぞれだろうけど、俺はお洒落をする行為って自己肯定感をあげる作業だと思っている。もちろん誰かに見て欲しいからお洒落をする面もあるんだけど、それだけじゃない。お洒落をすることで自分の気分が上がり、さらに見られたり褒められたりすることで嬉しくなる。そうすると気持ちがポジティブになる。この繰り返し。
そう考えると、綺麗なネイルをしたり、エステに通ったり、ショッピング楽しんだりしてる女子がキラキラして見えるってのは当たり前で、個人的には全力で支援したい。もちろんそれは女子だけじゃなく、男子でもそうあって欲しいこと。自分に投資するということが、もっと自然に、当たり前に褒められるようになってほしい。
現在、そんな俺もようやくこのジャパニーズ・トラディショナル・カンパニーともいえる組織で、それなりに上のポジションまでたどり着くことができた。お洒落な格好で、スマートに仕事して、バリバリ結果出す。そんな俺を見て部下が育ってついてきてくれる。おそらく、これからさらにラスボスみたいな人間と対峙することになるんだろうが、このスタイルは変えたくないな。
ここまでを読み返すと、もしかすると物質的なお洒落というより、精神的なお洒落とも言えるのかもしれない。以上、輝いて生きるためには、お洒落って大事ですねという話。