暁降ちのころ

暁降ち(あかつきくたち)と読みます。40歳から始めた日常の整理、備忘録などを思うままに好き勝手書いています。

鑑了 砕け散るところを見せてあげる

アマプラのウォッチリストを整理しなきゃなと、最近は登録が古い順番にまさに「見漁って」いる。本作品はそのなかのひとつ。もはや登録していた理由も覚えていないが、俳優さん繋がりなら清原果耶さんか北村匠海さん関連だろうか。

竹宮ゆゆこさんの小説が原作となっており、監督はSABUさん。出演は中川大志さん、石井杏奈さん、井之脇海さん、清原果耶さん、北村匠海さん他。当初は2020年5月に公開予定だったが、新型コロナウイルスによる影響で延期され、2021年4月に公開された127分の作品です。

kudakechiru.jp

以下、あらすじ。(参照 Filmarks

平凡な日々を送る濱田清澄はある日、学年一の嫌われ者と呼ばれる孤独な少女・蔵本玻璃に出会う。 玻璃は救いの手を差し伸べてくれる清澄に徐々に心を開くようになるが、彼女には誰にも言えない秘密があった…。その秘密に気づき始めた清澄に<恐るべき危険>が迫り、友人の田丸や尾崎姉妹も心配する中、物語は予測できない衝撃の展開を見せていく。 この物語は、ラブストーリーなのか、サスペンスなのか…。ラストは世代を超えた壮大な愛に包まれる。

youtu.be

レビューサイトをちらりと見てからの鑑賞となったが、それによると前半と後半は全然ン違うジャンルであるとのこと。確かに。前半は中川大志さんが演じる濱田清澄と石井杏奈さんが演じる蔵本玻璃の青春映画、恋愛映画。ところが玻璃の父親役を演じる堤真一が出てくる後半は一気にサスペンス映画、ホラー映画になり、油断していると全然ついていけない。(俺もその一人)

理解できなかったのが、UFOのくだり。原作を読んでから見れば違った印象なのかもしれないが、UFOがこのストーリーにどう絡んでくるのか、結局俺のなかでの正解は最後まで出ず。あと、玻璃の父親である堤真一が何故これほどサイコパスなのかが分かればもう少し綺麗に腹落ちした気もする。出会った最初にバックする車で迫ってくるところとか、ゴルフクラブで人の頭を全力でスイングするところとか、まさに怪演だっただけに、少しだけ残念。

最後に、石井杏奈さん。なかなか印象深い演技する俳優さんだなーと思って見ていると、実はE-girlsの元メンバーだという。いや、E-girlsも全然詳しくないけど、それにしても世間の話題を知らなさすぎるだろ俺…。とはいえ、他に出演されてる「世界から猫が消えたなら」とか「「心が叫びたがってるんだ。」とか、俄然興味が湧いてきた。

ありがとうございました。