暁降ちのころ

暁降ち(あかつきくたち)と読みます。40歳から始めた日常の整理、備忘録などを思うままに好き勝手書いています。

鑑了 ハスラーズ

アマプラのウォッチリストには気になった作品を片っ端から登録してしまう性格なのだが、その登録と鑑賞のバランスをもう少し保たなければと、少し前から整理を始めている。この作品も登録したのはいいが、子供がいるリビングの大画面では見にくいのかなと思い、しばらく後回しになっていた。

ところがところが、ふと見ると「Primeでの配信がまもなく終了します」という表示。そうなると、やっぱり俺のなかでは『もったいない精神』が発動。鑑賞せずにはいられなくなる。ということで、休日前の深夜にサクッと鑑賞。

監督はローリーン・スカファリア。出演はコンスタンス・ウージェニファー・ロペスジュリア・スタイルズ、キキ・パーマー、リリ・ラインハルト他。2020年に上映された110分の作品でした。

hustlers-movie.jp

以下、あらすじ。(参照 Filmarks

幼少の頃母に捨てられ、祖母に育てられたデスティニー(コンスタンス・ウー)は祖母の介護のため、ストリップクラブで働き始める。そのクラブでひときわ輝くラモーナ(ジェニファー・ロペス)と運命の出会いを果たす。ラモーナや同じクラブのベテラン ダイヤモンド(カーディー・B)からストリッパーとしての稼ぎ方を学び、安定した生活を得ることができるようになる。しかし、2008年に起きたリーマン・ショックの影響で世界経済は冷え込み、ストリップクラブで働く彼女たちにも不況の波が押し寄せることになる。「真面目に働いても生活が苦しいのに、経済危機を引き起こした張本人であるウォール街の金融マンたちは、なぜ相変わらず豊かな暮らしをしているのか」と不満を募らせたラモーナは、ディスティニーやクラブの仲間たちと、世界最高峰の金融地区ウォール街の裕福なクライアントたちから大金を騙し取る計画を企てる。

youtu.be

思っていたよりも、お色気要素は格段に少なく、そしてジャンルはクライムに分類されているものの、友情映画と言えるかもしれない。俺のなかでジェニファー・ロペスといえば歌手というイメージが強かったが、この作品ではその演技力が絶賛されており、確かにポールダンスのシーンは圧巻。姉御肌のラモーナ役も見ていてまったく違和感なく、前半、デスティニーと二人でイケイケに稼ぎまくるシーンは気分爽快。

あとこの映画を観るときには、ストリップというナイトクラブに対する価値観の違いを意識しないといけない。日本の感覚では、そういうお店ってどこか人に隠れてこっそり行くっていうイメージ(個人的な主観です)なのだけど、アメリカの感覚では男女問わずお酒飲みながら「うぇーい」って楽しむ場所。キャバクラとかとも少し違う感覚。だからUsherとか有名人も普通に来るわけで、性風俗というよりエンターテインメント?そういうのにオープンなのって、若干羨ましかったりする。

個人的には出てくる音楽も良かった。「Gimme more」「Mak It Rain」「バースデーケーキ」「Love In This Club」とか、まさに2000年代だなーという雰囲気。

Digsterの映画『ハスラーズ』プレイリスト - Apple Music

見逃さなくて良かった。すごく元気もらえた作品。

ありがとうございました。