島本理生先生のセンセーショナルな表現で賛否を巻き起こした小説を映画化した本作品。監督は三島有紀子さん、出演は夏帆さん、妻夫木聡さん、柄本佑さん、間宮祥太朗さん他。小説は読みたいリストに入ってるものの、まだ手付かず。先に映像が入ると、小説を読んでるときにどうしてもそっちにイメージが引っ張られるので、我慢はしていたけど、ついにアマプラで見てしまいました。
以下、あらすじ。(参照 Filmarks)
平凡な結婚、可愛い娘、“何も問題のない生活”を過ごしていた、はずだった村主塔子。10年ぶりに、かつて愛した男・鞍田秋彦に再会する。鞍田は、ずっと行き場のなかった塔子の気持ちを、少しずつ、少しずつほどいていく…。しかし、鞍田には“秘密”があった。現在と過去が交錯しながら向かう先の、誰も想像しなかった結末とは――。
まず全体的な印象としては、海辺然り雪景色然り雨然り、邦画らしい映像のコントラストだなと思った。そして妻夫木聡さんも、かなり久しぶりに見た気がする。ただし、ストーリーとしては内容が内容なだけに、あまり共感はできなかった。気になるのは間宮祥太朗さんが演じる村主真。あと柄本佑さんが演じる小鷹淳というそれぞれのキャラクター。前者は見ていてかなりイライラしたし、後者は逆に段々と好感度が上がる描かれ方だったので、原作ではどんな感じなのかが気になった。
あと「女性の覚悟と決断が描かれている」ということだったが、最初から最後まで子供の存在が薄いのかな?とは思ってしまった。単純に子供がかわいそうだと。とはいえ、そんななかでも最後に覚悟を決めたときの塔子の表情、そこは見物でした。
ありがとうございました。
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