暁降のころ―映画と読書のジャーナル―

暁降(あかときくたち)と読みます。もっぱら映画と小説の感想がメインです。

鑑了 娼年

アマプラで観たいとは思っていたものの、見放題ではなくレンタル作品だったのでずっと諦めていたのだが、先日何気なく見ると、なんとプライム会員なら無料で観れるようになってるじゃないってことに気づき、早速鑑賞。

監督は「愛の渦」でも有名な三浦大輔さん。出演は松坂桃李さん、真飛聖さん、冨手麻妙さん、小柳友さん、桜井ユキさん、馬淵英里何さん他。2018年に上映された119分の映画です。

press.moviewalker.jp

以下、あらすじ。(参照 Fimarks

主人公は、森中領(もりなかりょう、通称:リョウ)。大学生活にも退屈し、バーでのバイトに明け暮れる無気力な生活を送っている。リョウの中学校の同級生で、ホストクラブで働く田島進也(たじましんや、通称:シンヤ)がある日、ホストクラブの客として訪れた女性を、リョウの勤めるバーに連れてきた。女性の名前は御堂静香(みどうしずか)。恋愛や女性に「興味がない」という領に静香は“情熱の試験“を受けさせる。それは、静香がオーナーである秘密の会員制ボーイズクラブ、「パッション」に入るための試験であった。最初こそ戸惑ったが、「娼夫」として仕事をしていくなかで、女性ひとりひとりの中に隠されている欲望の不思議さや奥深さに気づき、心惹かれ、やりがいを見つけていくリョウ。「女性は退屈だ」と言っていたかつての姿が嘘のように、どんな女性の欲望も引き出し、彼との時間を過ごすことによって、彼を買った女性たちは自分を解放していく。やがて静香に対しても想いを寄せるようになるのだが

youtu.be

あらすじはなんとなく知っていたこともあるが、観始めるまで邪な気持ちが無かったかといえば100%否定はできない。実際、そういう描写もたくさんあるから。とはいえ、今やネットで簡単にそういう映像は見れる時代だから、あえてそのために作品を選ぶなんてことはない。

という理を最初に述べる訳だけど、感想としては「松坂桃李さん、よくこの役を演じきったな」というのがまず一番。少し闇を感じる約というか、心のどこかに寂しさを抱える役というか、レビューにもあったとおり目が死んでる役としてはドはまりしていた。

そして次に出てくるのが、真飛聖さんの綺麗さ。真飛さんは宝塚歌劇団のときから知ってる実は個人的にめちゃくちゃ好きな女優さん。そのなかでも『洛陽のパレルモ』という作品、DVDで何度観たことか…。そんな方がこの役を?このセリフを?ということで、なぜか勝手にドキドキしてしまった。

あとは原作ともそんなにかけ離れていないという点。映画そのものも文学的な感じがしたので、石田衣良さんの小説はぜひとも読みたくなった。もちろん、その続編となる逝年についても。

ありがとうございました。

 

[rakuten:book:19184053:detail]

[rakuten:book:11264202:detail]