暁降のころ―映画と読書のジャーナル―

暁降(あかときくたち)と読みます。もっぱら映画と小説の感想がメインです。

鑑了 夜がまた来る

このジャケットのイラストが気になり、ただそれだけの理由でアマプラのウォッチリストに登録していた本作品。事前情報も一切なくそのジャケットから「お洒落な映画なのかなー?」と思ってただけで、別に任侠映画が好きとかではないのであしからず。

監督は石井隆さん。他に「花と蛇」や「天使のはらわた」シリーズの第5作目を手掛けられた方だそう。出演はほんと懐かしい。夏川結衣さん、根津甚八さん、寺田農さん、椎名桔平さん、永島敏行さん、竹中直人さん、余貴美子さん他。1994年10月に上映された108分の映画です。

press.moviewalker.jp

以下、あらすじ。(参照 映画.com

おとり捜査のためヤクザ組織・池島組に潜入していた麻薬Gメンの土屋満が死体となって発見された。汚職の疑いをかけられた土屋の無実を信じる妻・名美は、夫を殺したのは池島組会長・池島政信だと確信し、復讐を決意する。地下駐車場で池島を待ち伏せて刺そうとする名美だったが、池島組幹部の村木哲郎に止められてしまう。復讐に失敗した彼女は自ら命を絶とうとしたところを村木に助けられ、池島組に関わらないよう忠告されるが……。

youtu.be

まず、今では名俳優、大女優になられてる出演の俳優さん方、皆さんとてもお若くて新鮮だった。「根津甚八さんって若いときこんなに男前だったのか」とか「椎名桔平さん格好いいなー」とか「けど永島敏行さんは変わらないな…」とか…。けどやっぱり何よりは主演の夏川結衣さん。昔はこんなに体当たりの役どころもされてたなんて全然知らなかった。エロいという単純な表現ではなく、華奢で妖艶で美しい。

映像の構成はどれも劇画チック。夜のネオンだったりモクモクとした煙草の煙だったり、あと個人的に興味深かったのはウォーターベッドや風呂場、もちろん任侠映画ではお馴染みの港というような水のシーン。こういうところは監督のこだわりなんだろうか?

余談だけど、セリフはすべてオールアフレコなんだそう。だから映像と声が合ってなくて、セリフも棒読み感があるんだけど、それもこの作品の味ということで…。

ありがとうございました。