暁降ちのころ

暁降ち(あかつきくたち)と読みます。40歳から始めた日常の整理、備忘録などを思うままに好き勝手書いています。

鑑了 祈りの幕が下りる時

ミステリー映画としてかなりお勧めだという評判を聞き、アマプラのウォッチリストに登録していた作品。内容的に”ながら観”するのは難しいだろうなということから、約3~4か月放置してしまっていたのだが、リスト内の作品の整理がてら、このたび鑑了となった。

監督は「下町ロケット」や「VIVANT」というドラマや「私は貝になりたい」を手がけられている福澤克雄さん。出演は阿部寛さん、松嶋菜々子さん、溝端淳平さん、田中麗奈さん、キムラ緑子さん、烏丸せつこさん、春風亭翔太さん、小日向文世さん他。2018年1月に上映された119分の映画です。

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以下、あらすじ。(参照 Filmarks

東京都葛飾区小菅のアパートで女性の絞殺死体が発見される。被害者は、ハウスクリーニングの会社で働く滋賀県在住の押谷道子。殺害現場となったアパートの住人・越川睦夫も行方不明になっていた。松宮(溝端淳平)たち警視庁捜査一課の刑事たちが捜査にあたるが。押谷道子と越川睦夫の接点がまったく見つからず、捜査は難航する。滋賀県在住の押谷が何故東京で殺されたのか。やがて捜査線上に浮かびあがる女性演出家・浅居博美(松嶋菜々子)。押谷道子は学生時代の同級生である浅居博美を訪ねて東京に来たことが分かるが、浅居博美と越川睦夫の間にも接点がなく、捜査は進展しない。松宮は近くで発見された焼死体との関連を疑い、捜査を進めるうちに遺品に日本橋を囲む12の橋の名が書き込まれていることを発見する。その事実を知った加賀恭一郎(阿部寛)は激しく動揺する。それは孤独死した加賀の母に繋がっていた。

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東野圭吾さんの小説が原作とのことなので、ストーリー展開は観る前から期待していたが、やはりまったく裏切られることなく終始観どころ満載で進んでいった。過去と現在の二つの事件があって、時間軸を掴むこと。そしてそれぞれの登場人物が整理できるまでは、頭のなかが少し忙しかったが、後半で少しずつ繋がっていくあたりは、ほんと東野圭吾さんさすがです。まさか「焼け死ぬだなんて考えただけでもゾッとする」という言葉が、こんな形で伏線回収されるだなんて…。

あとは、小日向文世さんの親が子供を想う演技が素晴らしい。特にトンネルのシーンは観ててちょっと胸が締め付けられるような思い。レビューを見てると原作がかなり忠実に表現されている映画だそうなのだが、出演されてるメインの俳優陣となる阿部寛さん、松嶋菜々子さん、溝端淳平さん等々、その豪華メンバーならそれも納得。

最初の観始めは刑事ドラマのようにも思えるけど、とんでもなくドラマチックな映画。そして加賀恭一郎シリーズとして他にも作品があるということで、小説にも触れたくなるというワクワク感で満ち溢れてくる。

ありがとうございました。

 

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