普段、アニメや漫画を見ることは無いのだが、アマプラの表示が気になったことから鑑賞してみた本作品。元は藤本タツキさんという方が「少年ジャンプ+」にて公開した長編読み切りなのだとか。
2024年6月28日に劇場アニメ映画版が公開され、この記事を書いている現在でも上映が続けられている。監督は押山清高さん。声優は河合優実さん、吉田美月喜さん他。58分とサクッとみるには非常に見やすい長さの作品です。
以下、あらすじ。(参照 Filmarks)
学生新聞で4コマ漫画を連載している小学4年生の藤野。クラスメートからは絶賛を受けていたが、ある日、不登校の同級生・京本の4コマを載せたいと先生から告げられる…。二人の少女をつないだのは、漫画へのひたむきな思い。
しかしある日、すべてを打ち砕く出来事が…。胸を突き刺す、圧巻の青春物語が始まる。
原作は読んだことがないのだが、漫画を描く女子二人の小学4年生から20歳くらいまでのストーリー。どちらかといえばクラスの中心にいる藤野と、引きこもりの京本が、漫画と言う創作に向き合う姿が初々しいというか見ていてほっこりするというか、なんか心をくすぐられるような感じでした。
全体として1時間にも満たない長さなので、青春、夢、人生の選択、後悔、そんな色んな要素がギュッと詰まってるのだが、決してそれぞれがバタバタしてなくて、どれもちょうどいい。後半の展開は少し心が痛くて結構ウルっときてしまうくらいで、漫画といえ食わず嫌いは良くないなと感じさせてくれた気がする。
レビューを見ると、どれも「原作に忠実」とあった。漫画を長々と読むのは苦手だけど、全1巻なら一読の価値あるのかも。今度探してみよう。
ありがとうございました。