おそらく以前に鑑賞した「ジョン・ウィック」つながり。キアヌ・リーヴス関連でアマプラのお勧めに表示されていたものをウォッチリストに登録していて、先週の三連休中に鑑賞。
監督はフランシス・ローレンス、出演はキアヌ・リーヴス以外に、レイチェル・ワイズ、シャイア・ラブーフ、ピーター・ストーメア、ティルダ・スウィントン他。2005年4月に上映された121分の作品です。
以下、あらすじ。(参照 ワーナー・ブラザース)
ジョン・コンスタンティンには、普通の人間には見えないものが見える。末期の肺ガンに冒されてもタバコを吸い続けるヘビースモーカーである彼は、厭世的ですさんだ生活を続けていた。生まれたときから備わった「特殊な能力」で、超常現象を専門に扱う変り種の探偵を生業としている。普段は誰も気づかない、この世のわずかな空気の乱れを敏感に察知するコンスタンティン。異変はすでに起こりつつあった。友人の神父から依頼を受け、悪魔に取り憑かれた少女のもとへ赴いたコンスタンティンは、いつもの悪魔祓いの儀式の途中で、言い知れぬ恐怖を覚える。これまでとは何かが違う・・・。長い間保たれてきた天国と地獄のバランスが崩れ去ろうとしている予感。それを裏付けるようにコンスタンティンの周囲で蠢きだす不気味な出来事の数々。病魔に冒された現実と、得体の知れない謎を抱え込んだ彼のもとに、アンジェラ・ドッドソン刑事が、自殺した姉妹イザベルの死の真相を探るべく、協力を求めにやってきた。アンジェラの頼みをいったんは断ったコンスタンティンだが、その背後につきまとう悪魔の姿を見て、彼女こそが謎を解く鍵を握る人物と知る・・・・・。この世とあの世の境界線で、いったい何が起ころうとしているのか?ただひとつ確かなことは、かろうじてこの世を成り立たせてきた危ういバランスがついに崩壊を始めたということ。それは、終末への序章なのか?越えてはいけない一線を越えて、何かとてつもないことが動き出そうとしているのだ-----。
とにかくキアヌ・リーヴスが格好いい。今なら映画でも規制されてしまうのかもしれないけど、咳込みながら不健康そうにタバコを吸うシーンは、何故こんなに格好よく見えてしまうんだろうか。キリスト教という宗教色が強いストーリーだったが、悪魔祓いや、いわゆる厨二心をくすぐるメリケンサックや銃火器という武器を扱うシーンは見ていて単純に面白かった。
何より個人的に好きだったのはガブリエルがふわっと舞い降りてくるシーン。なぜかそのシーンだけはどこかで見たことがあったのだが「あ、この映画だったのか」とようやく腹落ちした感覚もありつつ、しかしそれまでの描写とのギャップにとにかくは驚く。天使が黒くて悪魔が真っ白というところも、この映画の世界観を表しているのかもしれない。
そして本当かどうかは分からないが、続編が制作されているそうだ。おそらくは本作が公開された2000年代中頃が全盛期であるキアヌ・リーヴス次第というところはあるが、もし公開されたらぜひチェックしてみたい。
ありがとうございました。
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