俺のなかで一番好きな映画ともいえる「トレインスポッティング」を監督したダニー・ボイル、そして同じくいまだにクリスマス前には欠かさず見返す「ラブ・アクチュアリー」の監督であるリチャード・カーティスが脚本の作品となれば、そりゃ観なきゃならないですよねと、アマプラで発見したので即ウォッチリストに登録。レビューサイトでは高評価だったので、観る前からそれなりに期待度高めのなか、連休中に鑑賞。
出演はヒメーシュ・パテル、リリー・ジェームズ、ジョエル・フライ、ケイト・マッキノンの他、まさかの本人登場でエド・シーラン、ジェームズコーデン他。2019年10月に上映された112分の作品です。
以下、あらすじ。(参照 Filmarks)
“イエスタデイ<昨日>”まで、地球上の誰もがザ・ビートルズを知っていた。しかし今日、彼らの名曲を覚えているのは世界で一人、ジャックだけ・・・ジャックは突然、信じられない不思議な世界に身を置くこととなってしまった!ジャックは、イギリスの小さな海辺の町に住む、悩めるシンガーソングライター。幼なじみで親友のエリーから献身的に支えられているもののまったく売れず、音楽で有名になりたいという夢に限界を感じていた。そんな時、世界規模で瞬間的な停電が起こり、彼は交通事故に遭う。昏睡状態から目を覚ますと、この世には史上最も有名なバンド、ザ・ビートルズが存在していなかったことになっていることに気づくが・・・。
ひとことで言えば、最高!に面白かった。ある一夜を境にザ・ビートルズが「無くなる」という設定で描かれたパラレルワールド。唯一、曲を知る売れないミュージシャンであるジャックが、ザ・ビートルズの曲を歌い、スターダムに駆け上がっていくが……というお話。
ジャンルはコメディとなっていたが、観ている限りはそれ以上のものを感じた。俺もザ・ビートルズの曲は有名どころくらいしか知らない知識量だが、曲の使い方が絶妙だからなのか、どの曲もまったく色褪せずに耳に入ってきた。「Yesterday」はもちろん、「Hey Jude」「Let it Be」「All You Need Is Love」どれも観終わってからリピートしたくなる。
あと、これはネタばれになるので書かないが、まさかの「あの人」が登場。それがないとラストシーンに繋がらないくらいの重要人物。もうこれは『ぜひ観てよ』ってくらいのシーン。
ミュージック映画って耳が幸せになる作品が多い気がするのだけど、この作品もまったくそのとおり。観終わったあと、その余韻がしばらく残ってすごく心地よい。さすがだよダニー・ボイル。すごいよリチャード・カーティス。
ありがとうございました。
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