暁降ちのころ

暁降ち(あかつきくたち)と読みます。40歳から始めた日常の整理、備忘録などを思うままに好き勝手書いています。

第2回、2025年手帳会議(完)

結局、検討は第2回までで終了してしまったが、今回はいつもより熟慮の結果、ついに2025年の手帳を決めた。買ったのはコレ。

高橋手帳 2025年 A5 ウィークリー デスクダイアリー 黒 No.53 (2025年 1月始まり)

[No.53] デスクダイアリー【黒】store.takahashishoten.co.jp

 

以下、検討内容。

条件1 「週間メモ」であること

まず自分の使い方から、色々と条件を絞り込んだのだが、そのなかで最後まで譲れなかったのは「週間メモ」であるということ。「週間レフト」「週間バーチカル」とも迷ったのだが、最終的には”たくさん書ける”という点が決め手になった。

本来は自分の予定を管理できれば十分だから、その点では時間管理に長けている「週間バーチカル」や、一週間の予定が見やすい「週間レフト」は凄く魅力的だった。しかし今の仕事では、自分の予定にプラスして自分以外の予定も把握しておく必要がある。幹部から全社的な予定調整を頼まれたり、部下からスケジュールの相談があったりという場面があるのだが、そのときにどうしても一発で確認をしたかった。

自分の予定は「週間バーチカル」や「週間レフト」に、そして自分以外の予定で手帳をもう一冊という2冊使うという方法もあったが、あっち見たりこっち見たりという作業は、きっと途中で面倒くさくなるだろうと思った。その意味でも、以前からしていた「週間メモ」に自分の予定は青ペンで、自分以外の予定は黒ペンで、重要事項は赤ペンで書くというやり方は、他に代え難かったというところ。

条件2 週間メモだけでいい

これは人それぞれだと思うのだが、色んなものが詰まった手帳が魅力的なのは言うまでもない。俺自身もこの2年ほどはマンスリーもあり、週間メモもあり、メモページも充実した分厚い手帳を使っていた。しかし振り返ってみると、結局は週間メモしか使っていない。理由は前述のとおり、あっち見たりこっち見たりという作業が面倒だから。メモページも全く使わない訳ではないが、使い方が備忘録的なメモを数ページ書くくらいだった。関係する記念日だったり、目標だったり、忘れがちなパスワードだったり、好きな言葉だったり…etc.

そして、後述するが必ずノートと2冊持ちをすることもあり、分厚い手帳だとやはり嵩張る。重い。それだったら使わない部分は無しでもいいよねという結論。

条件3 サイズはA5

外出時に頻繁に持ち歩くというよりかは、自分のデスクだったり会議に持って入ったりという主に社内使いがメインだったので、携帯性があるかどうかは全然大事な要素ではなかった。むしろそれよりも”たくさん書ける”ことが重要。そのためサイズはA5以上が最低条件だった。今使っているのもA5なので、要はサイズアップしてB5にするか、A5に据え置くかどうかの検討。B5手帳の魅力はなんといっても書ける量。これなら条件1の検討に戻るのだが「週間バーチカル」でも「週間レフト」でも俺の想定通りの使い方ができる。

しかし、最終的にはA5サイズに据え置くことにした。確かに大は小を兼ねるのだが、社外に携帯しないこともない。もしかしたらデスクのキャビネットのいつもの場所に入らないかもしれない。一緒に携帯するノートとサイズが違うと使いにくいかもしれない。そんな『かもしれない』をすべて解消するには至らなかった。

条件4 その他、細かいところ

「週間メモ」しか使ってないというのは正確でなくて、それ以外に唯一使っているページがある。それが「年間スケジュール」の見開きページ。実はこのページに”人事”の大事なメモをしている。そして、それは年間をひと目で見たい。だから6か月ごとの計4ページではなく、見開きの2ページであることが大事だった。

次に、これは今回この手帳に決めたポイントにもなるのだが、横ケイ式の月間ページがあったこと。ブログや筋トレなど、習慣化したいことを記録したいなと思っていたところなのだが、ちょうどそれを月間ページに書きやすい気がした。つまり、漠然とやろうと思っていたことが、ちょうどそこに落とし込めそうだった。

最後に…

俺の手帳の使い方諸々。「週間メモ」を使いながら、その日のメモを手帳に書くことはほとんどない。書くのは予定ばっかりで、メモは一緒に持ち歩くノートへ書いている。毎日の振り返りや備忘録として必ず。だからどれだけ手帳のメモページが充実してても、やはりノートには勝らない。

次にカバー。各メーカーとも様々なこだわりがあって、色やデザインには様々な試行錯誤があるのだろう。けど俺はまったく気になるところではない。というのも、俺は毎年手帳はカバーを外し、背表紙、裏表紙をマスキングテープでデコレーションしたうえで手帳カバーを付け替えているから。自分好みの手帳カバー付けてるのにマステでデコってる理由……まぁそれはスーツの裏生地みたいなもんだ。自己満足、チラッと見えたときのお洒落具合、そんなところ。

カバーという点ではもうひとつ。長年使っていたコクヨのSYSTEMIC(システミック)というカバーがだいぶ劣化してきてしまったので、来年から新調することにした。革が好きで、Lightex手帳カバーというものに。Amazonでも楽天市場でもしばらく売り切れが続いていたようなのだが、ふと見ると在庫があったので、即注文。今週中には届くようで、楽しみにしている。

 

何事も、新しいことが始まるときはワクワクする。毎年、この時期になって新しい手帳を用意すると、俺は早く次の手帳に書きたくなってたまらない。来年はどんな一年、どんな手帳になるだろうか。