暁降ちのころ

暁降ち(あかつきくたち)と読みます。40歳から始めた日常の整理、備忘録などを思うままに好き勝手書いています。

して欲しいことを、して欲しいタイミングでするスキル

昨年度、会社の事務所にネットワークスピーカーを配備した。ちょっと色々あって、職場環境の改善をしていこうってことになり、様々取り組んだなかのひとつが音楽。『朝と夕方にゆったりとした音楽を流してリラックスしよう』というそんな簡単な動機から。

各部屋に置いてネットワーク接続したため、それなりの金額はした。だから、しっかりと仕組み作りも行ってからの配備。音楽を流す作業が誰かの手作業になってしまうと、結局は何かがきっかけで立ち消えになってしまう気がしたし、わざわざその作業を属人化させることでもない。だから、その理由も伝えたうえで「配備後、音楽は指定の時間になったら自動で流れるように設定してね」ということを条件提示し、その対応は部下に振っていた。具体に、在庫にあるPCを準備して、Windowsのタスクランチャーで毎朝8時から30分、そしてノー残業ディにしてる水曜日の終業時間後30分、庁舎内に音楽を鳴らしてねと。

 

それから約半年…。遅々として進まぬ……。

 

もちろん俺もただ待ってるだけじゃなく「あの件の対応どうなってる?」というジャブも打っているが、それでも、出来ないのか、分からないのか、やる気がないのか、のらりくらり…。そしてこの前に発覚した事実。ちょろちょろっと中途半端な時間に音楽が鳴っていたので、少しは対応し始めているのかと思ったら、結局は自分のスマホBluetooth接続して鳴らしていたとのこと。

 

ちょっと、おめぇふざけてんのかよ!?

 

思わず喉から出かかったのを飲み込んだが、心境としてはそんな感じ。

 

以下、自身の思考の整理がてら、気に入らない点を挙げてみる。

  • その部下の毎日の出勤時間が、だいたい8時20分頃。のそのそと準備をして音楽が鳴り始めるが、それをなぜこちらが君の出勤を待っとかねばならんのだ。
  • 業務に直接関わる訳ではないから急ぎはしないけど、こちらが聞くまで進捗報告をしてこないのはなぜなのだ。
  • 自動化して欲しい理由まで伝え、作業についても具体に指示を出しているのに、そのとおりに動かない理由は?俺のこと舐めてる?

 

結局のところ、このことだけじゃなく、これをひとつの例として、部下の仕事ぶりが表われているのだ。上司の俺がして欲しいことが、して欲しいタイミングで、できない。反対に、上司の俺がしなくても良いと考えていることを、しなくても良いと考えているタイミングで、時間をかけてやっちゃう。たとえば「別の部署の人間に●●という事実だけ伝えてきてね」と指示してるのに、言わなくてもいい専門用語を交えて長々と余計なことまで喋りに行っちゃうとか。結局のところ「ウマが合わない」ということになるのかもしれないが。

坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」とは言ったもので、本来はリラックスするために流そうという音楽が、最近俺にとっては逆にストレス。台風10号に振り回された先週末。月変わりの月曜も相まって忙しいなかで、いつこの件はカミナリを落とそうかなー。ふと、そんなことを思った。

今週も頑張っていきましょう。