暁降ちのころ

暁降ち(あかつきくたち)と読みます。40歳から始めた日常の整理、備忘録などを思うままに好き勝手書いています。

時間の足し算が引き算に変わるとき

このまえ年越しをして2024年を迎えたと思ったら。

このまえ新しい年度になるとともにマネージャーに昇任したと思ったら。

このまえ梅雨入りしたと思ったら。

 

いつのまにか時間が過ぎ、いつの間にかそれに慣れ、いつの間にか過ぎていく。

 

よく子供のころに感じた夏休みの長さと、大人になってから感じる夏の長さで、経験していることは早く感じるという話は出るが、果たして原因はそれだけなんだろうか。子供と大人では過ごしている空間そのものが違うんではなかろうかとさえ感じるくらい、時間があっという間に無くなっていく。

 

それをどう解釈したらいいか自分なりに考えるのだけど、なんとなく足し算と引き算の違いなのかなと。子供のころは足し算。ひたすらに経験や時間を積み上げていく。”上げる”だけあってとても時間がかかる。けどそれがいつの間にか引き算に変わる。もちろん一生の折り返しという点も含め、ひたすらに荷物を下ろしていく作業。だから早く感じる。。。のかもしれない。

 

前回の受診で、かなり先の予約だと思った鎖骨プレートの抜釘手術。あっという間に残り20日を切った。おそらく気づいたら入院日になり、手術日を迎え、全身麻酔をされ、抜釘され、その後また痛みに耐えながら、その痛みにもいつの間にか慣れていってしまうんだろう。

そういえば妻が昔「出産の痛みだって忘れる。忘れなきゃ2人目以降産もうなんて思えない」って言ってたね。女性が強いのか、それとも人間の作りがそうなっているのか。

 

ようやく迎えたと思っていた週末。右向いて左向いたら、もう月曜日になってる感覚なのが良いのか悪いのか。今週もまた頑張りましょうね。